京都・清水寺の御朱印(「御詠歌」)の意味や由来・読み方を‥‥‥知る以外なぃのか。

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西国三十三霊場の第十六番札所でもある京都の清水寺。

西国三十三箇所巡礼のすべてのお寺には、そのお寺にちなんだ「御詠歌」が存在し、清水寺でも御詠歌が御朱印としていただける。

 

京都・清水寺の御朱印・「御詠歌」の「意味・由来・読み方」って?!

ところで「御詠歌」って何?

御詠歌とは、御詠歌(ごえいか)と読みます。

仏教の教えを、五・七・五・七・七の和歌にして、旋律に乗せて唱えるもので、日本仏教における、平安時代から伝わる宗教的な伝統芸能の一つです。

全国を練り歩く山伏などが、道中にて御鈴を鳴らしながら口ずさむ声明でもある。

五七調、または、七五調の詞に曲を付けたものを「和讃」と呼ぶことがありますが、広義の意味で、両者を合わせて「御詠歌」と呼ぶことがあります。

清水寺の「御詠歌」の意味

清水寺の御詠歌は以下のような御詠歌になります

松風や 音羽の滝の清水を むすぶ心は すずしかるらん

清水寺の御詠歌の解説

清水寺の御詠歌は、変態やがな‥‥ではなく、「変体がな」と呼ばれる古式の字体が用いられてい‥‥‥申す。パキョっ

「松風」とは「音」の枕詞(まくらことば)の一種。万葉集などに表現が見られる。

枕詞を辞書でひくと、『昔の歌文、特に和歌に用いられた修辞法の一種 うきゃ‥‥などと記されている。

すなわち、音を立てながら激しく流れ落ちる滝水の響きを松風の音になぞらえて表現しているとみれる。

「むすぶ心」の「むすぶ」の意味は「掬ぶ」と書き、両手の手の平を合わせて水を掬い飲むことを意味すると云う。

これすなわち、観音との結縁を示唆した言葉。

総じてこれらの意味をまとめると次のような解釈になる。

清水寺の「御詠歌」の意味

音羽の滝の清き水を両手で掬い取って飲むことで観音様と心がむすばれ、心身が浄化され、清々しさに満たされることだろぅ。うきゃ

‥‥‥以上、あくまで一例。

清水寺の御詠歌は拝観券の裏側にも記されている!

拝観券‥捨ててゴザらぬかぇ?

この御詠歌は、清水寺の拝観券の裏にも記載されている。




「御詠歌」が綴られている御朱印を購入できる(いただける)場所

上記、「御詠歌」が綴られている御朱印は「本堂東側の御朱印所(本堂裏側の売店)」でいただくことができます。

「御詠歌」が綴られている御朱印を購入できる(いただける)場所

歌人の歌の真意を知り、共鳴しあった安らかな心で、朱印をいただく。

こんな風流を抱き、贅沢な気配に包まれながら、参拝ができるとことも、清水寺の魅力の一つと言え‥‥‥る?

‥‥‥はい!とまぁ、言えるということで、この場はおひらき!

静けさが成る「御詠歌」と「ドンちゃん騒ぎのお祭り」との意外な接点

静けさが成る「御詠歌」と「ドンちゃん騒ぎのお祭り」との意外な接点

「御詠歌」の際には、鈴や鉦鼓(しょうこ。雅楽で使われる打楽器の一つ)が用いられ、これは宗派によって違います。

清水寺では鈴が使われるようです。

かつては田舎に行けば、本家に集まっては「御詠歌」をあげ、その後も祭りのように騒いだようです。

しかし、近年は宗教への解釈の違いや伝統の廃絶、さらには騒音などの問題もあり、「御詠歌」を唱える地域は限られてきているようです。

なお、御詠歌を唱えながら巡礼する様子は今も昔もそれほど違いがなさそうです。

西国三十三箇所巡礼の「御詠歌」のこんな由来と歴史

「御詠歌」の御朱印

西国三十三箇所巡礼の「御詠歌」は、19歳の時に出家して天皇の座を降りた花山法皇が、観音巡礼をした際に詠んだのが始まりとされています。

そして、これが日本最古の「御詠歌」と呼ばれています。

ただし、この日本最古の「御詠歌」には、別の説もあるようです。

【補足】御朱印の起源や存在理由とは?

御朱印の起源や存在理由については以下のページをご参照ください。

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