えぇっ?!京都・清水寺には1000年以上前から伝わる「秘仏」がある?!

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えぇっ?!京都・清水寺には1000年以上前から伝わる「秘仏」がある?!

京都・清水寺には、1000年以上前から伝わる秘仏があると言うのをご存知でしょうか?

ご本尊である、「十一面千手観音像(じゅいちめん せんじゅかんのんぞう)」と言うのがそれです。

この千手観音像は、清水寺に残っている記録によると、創建当時のご本尊は、火災で焼失して現存せず、現在、見ることができる千手観音像は、1220年頃に再び造立されたものであると考えられています。

つまり、約800年前に作られたものということですね。

木造・十一面観音立像【秘仏】(本尊・十一面千手観音像)【重要文化財】

木造・十一面観音立像【絶対秘仏】(本尊・千手観音立像)【重要文化財】引用先:http://www.kiyomizudera.or.jp/

造立年

  • 不明(推定:1220年代/鎌倉時代)
像高

  • 約173cm
光背から台座までの像高

  • 約260cm
重要文化財指定年月日

  • 1903年(明治36年)4月15日
造り

  • 素木・寄木造り
材質

  • ヒノキ
    ※白毫部:水晶
作者

  • 不明(推定:慶派/けいは)
腕の数

  • 計40本+2本(合掌手)=42本
安置場所

  • 清水寺境内・奥の院

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一般的な千手観音像と違い、左右の腕を頭上に高く挙げて、化仏(けぶつ)をいただく姿をしており、「清水型観音」とも呼ばれています。

※化仏=救済する仏の心を表現したもう1つの仏姿。(頭の上の小さい仏様のことです。)

40本の腕には、それぞれ25の観音の力が秘められており、それを合わせて「千手」と呼んでいるのです。

結構、千手観音って、「手が千本ある」と言う風に思われがちですが、さすがにそれは多すぎますね。

逆に、実際の千手観音を見て、「千本ないじゃないか!!」とつっこみたくなる人もいるかもしれませんが、千手と言うのは、先述のような意味があることを、覚えていただければと思います。

11ある顔の一つ一つを良く見てみると、優しそうな表情の本面と頂上面のほか、穏やかな3つの慈悲の表情と、後部には大笑いしている大笑面があり、いずれも、観音様の慈愛を表しています。

その一方で、右側には牙をむき出しにした「狗牙上出三面(くげじょうしゅつ さんめん)」、また、左側には激怒した表情の「瞋怒三面(ふんぬ さんめん)」があり、これらは、人々の悪行を戒め、努力するものを励ます意味合いがあるそうです。

このご本尊は、本堂の最奥部にある内々陣(ないないじん)の厨子(ずし)に秘仏として祀られており、普段は顔を拝むことはできないのですが、33年に一回、御開帳が行われ、参拝客の前に、その姿を表します。

※内々陣とは?=社寺の一番奥の部屋。

※厨子とは=仏像などを安置するための入れ物。

なお、本尊・十一面千手観音像の、前回の御開帳が2000年でしたので、次回の御開帳は2033年の予定ですが、花山法皇(かざんてんのう)の1000年大遠忌があった、2008年~2009年にも、特別に御開帳が行われました。

※花山法皇とは?=西国三十三ヵ所巡礼を再興した天皇。

京都・清水寺の「33」の数字に隠された深い意味

ちなみにこの33年と言う数字は、観音様がその姿を自在に変化させることで、人々を厄災から守っていると言われており、その姿の数が33身であることから来ているのだとか。

そう言えば、この清水寺には、三十三間堂と言うものがあり、清水寺自体が、西国三十三所巡礼の十六番札所になっています。

他にも、三十三所巡礼と言うのはいくつかありますし、仏教の世界において、33という数字は、重要な数字なんですね。

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