京都・清水寺で「堂々巡り」をすれば願いが1つ叶う?!

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京都・清水寺で「堂々巡り」をすれば願いが1つ叶う?!

「堂々めぐり」とは?「堂々巡りの読み方と意味」

「堂々めぐり」とは以下の2つのような意味合いがあります。

  1. 本尊が祀られている堂舎の周囲をグルグル周ることで功徳を得たり願掛け(祈願)をすること。
  2. 同じような思考を何度も繰り返したり、同じ物事を何度も議論したりして、まったく先に進まないことを示す言葉。

えぇっ?!「堂々巡り」の語源は清水寺が語源だった?!

実はこの「堂々巡り」と言う言葉は、清水寺が語源だったと言う事はあまり知られていません。

知っている人は少ないと思われますが、実は清水寺・本堂の東と西の裳階窓の下の背の低い位置には腰長押(こしなげし/横木)が組まれています。

その腰長押をよく見ると、木目に沿って棒状のモノで削られたような、はたまた爪で引っかいたような長く尾を引いたような太い傷が付けられています。

「堂々巡り」というコトワザが清水寺が語源??

この木目の傷は、弁慶が自らの指で付けたとも云われることから「弁慶の爪痕(つめあと)」もしくは「弁慶の指跡」とも呼ばれています。

武蔵坊弁慶と清水寺の関係性

ここで弁慶と清水寺の関係性についての疑問が浮き彫りになってきますが、清水寺の寺伝によると義経(牛若丸)と弁慶の戦いは五条橋だけではなく、なんと!この清水寺の本堂舞台)でも決戦が行われたと伝わっているようです。

つまり、弁慶が清水寺に居たことになります。

弁慶が上述したように本堂の周囲をグルグル回りながら何か願掛けをしたのか?はたまた、義経との決戦の際に自らが持つ「七つ道具」と称された武器によって付けたのかどうかは不明です。

いずれにしても木目の傷が「爪で引っ掻いたような痕(あと)」であることから、この爪痕を付けた者は「頑丈で太い指を持っていて怪力の持ち主」ということに焦点が合わせられ、弁慶の名前が浮上してきたのかもしれません。


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木目のキズの正体とは?

木目のキズの正体ですが、弁慶が仮に付けたとすれば時代関係の辻褄が合わなくなってきます。

これがどういうことかと言いますと、弁慶や義経が決戦を行ったのは平安時代のことであり、現在見ることのできる清水寺の本堂は江戸初期に徳川家光公によって造営されたものだからです。

つまり、腰長押にキズがあるということは江戸時代初期以降にキズが付けられたことになり、ここで時代関係の整合性が取れなくなってきます。

ではいったいこのキズは誰が付けたのか?ということになりますが、実は弁慶ではなく「清水寺・本堂で堂々巡りでお百度参りをした人々」だと云われています。

その昔、清水寺・本堂で堂々巡りでお百度参りをした人々が、夜になっても迷わないように木串や木の枝を持って腰長押に当てながら周ったために付いた傷だと云われています。

お百度参りともなれば数日かけて連日、昼夜関係なしに堂舎の周りを周ることになりますので、夜になれば木の枝や串を本堂の壁に当てて回ることで迷うことが回避できます。

「堂々巡り」を行った理由

江戸時代の江戸や京都を含めた日本では度々、飢饉が起こっており、その飢饉がなくなるようにと夜通し仏に願掛けをするために本堂の周りを人々がグルグルとお百度参りをしたのが「堂々巡り」の起源とされています。

「堂々巡り」を行った理由

人々は串や木の枝を手に持って、ブツブツと経を唱えたり、ボケとツッコミにパート分けして一人漫才をしたりしながら、夜な夜なお堂の周りをグルグルと回っていたのでしょう。

しかし中には堂々めぐりしながらお百度参りを終えたけれども、その効果やご利益をあまり得られなかった人々がいて、そういった人々が「堂々めぐり」という言葉をモジって使い始めたのかもしれません。

つまり、同じところをグルグル回ってお百度参りしたけども、結局、ご利益を得るまでには至らなかったことに腹を立てて「堂々めぐり」という言葉を使い始めたのかも知れません。

まぁ、その飢饉や数々の危機も乗り越えて今日の日本があるワケなのですが、「堂々巡りのおかげで飢饉がなくなった」と言う文献はどこにも見当たりません。

また、堂々巡りの効果やご利益が本当にあるのかどうかについても、人それぞれ意見が異なるといったところでしょう。

現在の清水寺で「堂々めぐり」はできる??

上述したように堂々めぐりの効果やご利益は人それぞれ感じるものが異なると思われますが、それでも堂々めぐりをして本当に願いを叶えたいのであれば、当時の人たちのように夜通し堂々巡りしなければなりません。

しかぁし!残念ながら現在の清水寺は夜18時に閉門、夜間特別拝観の時でも夜22時には閉門してしまいますので、今は堂々巡りで願いを叶えるのは難しいようです。

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