清水寺・青龍会(青龍会観音加持)の「日程・歴史(由来)・見どころ・見学方法・混雑状況など」

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清水寺・青龍会(青龍会観音加持)の「日程・歴史(由来)・見どころ・見学方法・混雑状況など」

こちらのページでは、清水寺で春と秋に開催される「青龍会-観音加持-」の日程や由来、見どころ、見学方法など、現地での見学に役立つ情報をご紹介します!

清水寺・青龍会の日程

日程

3月14日、15日、4月3日、9月14日、15日

時間

14:00~15:30

清水寺・青龍会の歴史と由来

清水寺の青龍会(せいりゅうえ)は、2000年から毎年開催されている行事です。

2000年3月に、秘仏であるご本尊「十一面千手観音像」の33年に一度のご開帳があり、その際に、観音さまの化身である青龍の誕生と開眼の供養も行われました。

これを記念して、清水寺の門前会により創設されたのが、「青龍会-観音加持-」です。

この青龍会の由来の1つは、清水寺の御守社だった地主神社の拝殿の天井に描かれた龍が、毎晩抜け出しては音羽の滝の水を飲みに清水寺に飛来したという故事です。

そしてもう1つは、清水寺の奥の院の南廊下に祀られている夜叉神(やしゃじん)が、青龍とご本尊を守護し、人々の悪縁を経ち、良縁を引き寄せる神だと言われていることです。

地主神社の龍は一般的には「丸竜」または「八方にらみの竜」と呼ばれていますが、地主神社が京都の東に位置するため、東を守護する青龍だとも言われているのです。

そもそも青龍とは!?

青龍は、ただの青い龍ではありません。

「四神」と呼ばれる中国の伝説上の神獣の1つで、東の方向を守護すると伝わっています。
※四神:青龍、白虎、朱雀、玄武

また青龍の「青」は青色のことではなく山林の緑のことを指しており、青龍も本来は緑色だと言われています。

清水寺・青龍会の見どころ

青龍会の見どころは、何と言っても全長約18mという巨大な青龍の躍動的な動きです。

また、行道を行う人々の、役割に従った特徴的な装束や所作にも注目してください。

以下に、青龍会見学のポイントとなる当日の流れと、登場人物をご紹介します。

青龍会当日の流れ

青龍会では、門前会の方々や清水寺の僧侶40名あまりが、それぞれの役の装束を身に付けて行道(ぎょうどう)します。
※行道とは:練り歩き、または、僧侶が読経しながら練り歩くことを指します。

まず、奥の院、地主神社、音羽の滝、経堂、三重塔、西門、轟門、本堂の順に境内を回り、人々の安寧を祈願します。

その後、清水寺の境内から出て、商店に立ち寄りながら清水坂を練り歩きます。

そして、三年坂との合流地点辺りまで行ったところで引き返し、清水寺へ帰っていきます。

青龍は練り歩くだけでなく、要所要所で舞も披露します。


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青龍会の登場人物と装束

ここで、青龍会に登場する人物を紹介します。

それぞれ特徴的な装束着ており、各々の役割を担っています。

※装束は変わる場合があります。

青龍(せいりゅう)

観音菩薩の化身と言われる龍です。

全長は約18mという巨大な青龍で、麻布と和紙で作られています。
間近に見られないとなかなかわかりませんが、約8000枚のうろこには江戸時代の経文が貼られています。
青龍や装束は衣裳デザイナーのワダエミのデザインし、京都の伝統工芸職人の方々によって作られています。

龍衆(りゅうしゅう)
青龍を捧げ持ち練り歩く役の男性たちで、時々勇ましい掛け声をかけます。
会奉行(えぶぎょう)

青龍会を統括・指揮する役です。
オレンジ色の頭巾をかぶり、杖を持っています。

転法衆(てんぽうしゅう)

法螺貝を吹き、行道の先頭に立ちます。
緑色の装束を着ています。
法螺貝を吹くのは、観音菩薩の功徳を遠くまで伝えるためだとされています。

夜叉神(やしゃじん)

仮面を被った巫女のような格好をしています。
集まった人々に八功徳水の法水を授与しながら、厄除・招福の観音加持を行います。

四天王(してんのう)

観音菩薩の化身である青龍の前後に建ち、青龍を守護する役を担う、持国天・増長天・広目天・多聞天の四天王です。
兜をかぶっています。
四天王は、清水寺の
僧侶が務めています。

十六善神(じゅうろくぜんじん)

経典・大般若経を守護する16人の神々で、「南無観音」を唱えます。
灰色の揃いの衣裳を着ています。

転供侍者(てんぐじしゃ)

行道の初めに行う「八功徳水(はちくどくすい)の儀」を行います。
灰色の装束を着ています。

八功徳水とは、極楽浄土などにある、8つの優れた特性を持った水のことです。

清水寺・青龍会の清水寺・青龍会の見学方法と混雑状況

青龍会は誰でも見学できます。

清水寺の境内でも清水坂でも見ることができ、混雑の状況次第では、行道の後ろからついて行ったり、先回りして何か所かで見学したりすることもできます。

中でも一番おすすめな場所は、清水寺の仁王門や西門の前です。

階段の下なので、階段を下りて来る全体を眺めやすく、また、広場で舞う龍を見るにも適した場所となっています。

ただ、青龍会を目当てに来ている人はこの2か所に集まりますから、後から行くと、前にいる方の頭越しの鑑賞となります。

いい位置で見たい方は、早めにお出かけください!

清水坂に出てしまうと、青龍会があると知らずに来ている観光客も多く、「ごった返す」という表現がぴったりなくらい混雑します。

↑門前町(清水坂)の様子

ただ、清水坂では、青龍会を立ち上げた門前会のお店に勢いよく飛び込んでは出てくる、迫力満点の青龍が見られます。

小さなお子さんや食べ物を持った人がいることもありますから、周りには十分注意しながら、青龍会を楽しんでください。

開催日が土日祝日と重なる場合は普段以上の混雑が予想されるので、カレンダーを確認してから出かけることで、少なくとも心の準備は整います。

おわりに・・

2000年創始という、京都の寺社の行事の中では新しい「青龍会」も、回を重ねるごとに認知され、青龍会を目当てに清水寺を訪れる人も増えてきています。

だんだんと京都の春・秋の風物詩として定着してきた「青龍会」を、あなたも間近で見学してみませんか。

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