京都・地主神社の「地主桜(御車返しの桜)」の見ごろ時期・特徴・由来と「さくら祭り」

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京都・地主神社の「地主桜(御車返しの桜)」の見ごろ時期・特徴・由来と「さくら祭り」

清水寺の境内に入口がある地主神社は、縁結びの神として大変人気のあるパワースポットです。

境内には、開花時期が若干異なるソメイヨシノや八重桜各種が植えられており、清水寺の壮大な千本桜とはまた違った趣の花見が楽しめますので、ぜひともお立ち寄りください。

こちらのページでは、そんな地主神社の桜の代表「地主桜」の見ごろ時期、特徴、由来や、地主神社で催される「さくら祭り」について、また、地主神社のその他の桜について、ご紹介します。

地主桜(御車返しの桜)とは?「見ごろ時期・特徴・由来など」

地主桜(御車返しの桜)の見ごろ時期

  • 地主桜の見ごろ:4月上旬~中旬

地主桜は、例年、4月10日前後に満開となります。

ちなみに、暖かい日が続いて桜の開花が全国的に早まった2018年は、4月2日には既に満開でした。

開花状況は、地主神社の公式Twitterなどでチェックしてみてくださいね。

地主桜(御車返しの桜)の名称の由来

地主桜は、1本の木に一重と八重の2種類の花が付きます。

その美しさから、平安時代以降、謡曲、歌集、長唄、歌舞伎などに登場し、称賛され、愛され、信仰されてきました。

平安時代の811年(弘仁2年)には嵯峨天皇が行幸の際、この桜の美しさに心を奪われ、3回も牛車を引き返させたという伝説があり、「御車返しの桜」という名称がついています。

嵯峨天皇はこれ以降、桜好きとなり、毎年、地主神社に桜を奉納させました。

また、嵯峨天皇は、上記の一件の翌年(812年)、当時は「花」と言えばもっぱら梅だった京の都で、桜を見る「花宴」を開催しました。

これは、日本の史料に残る最古の花見の記録だそうです。

現在の桜は、円山公園のしだれ桜などの桜守である佐野藤右衛門氏によって献木されたものです。

御車返し(ミクルマガエシ)とは?

ミクルマガエシ(御車返し)は、れっきとした桜の品種名でもあります。

1本の木に一重や八重(花弁は6~7枚)の花が咲くことから「八重一重」とも呼ばれ、また、江戸時代、鎌倉桐ヶ谷にあったことから「キリガヤ」という別名も持ちます。

縁に近いほど色の濃い淡いピンク色で、しわのある大きな花が特徴ですが、地主神社の御車返しの桜は、比較的、白っぽい花を付けています。

なお、「御車返しの桜」と呼ばれている桜の木は、地主神社の他に、京都御所、京都の常照皇寺(じょうしょうこうじ)、東京・上野の輪王寺、神奈川・鎌倉の極楽寺などにあります。
※「御車返し」は通常として用いられることもあり、厳密には品種が異なる可能性もあります。

名称の由来となった伝承については、御車を返させた人物が嵯峨天皇ではなく江戸時代の後水尾天皇であったり、引き返した理由が「一重か八重かを確かめるため」だったりと、いくつかのバリエーションがあるようです。

地主桜(御車返しの桜)の場所

  • 地主桜の場所:拝殿脇

地主桜は、地主神社の拝殿の隣にあります。

「地主桜」と案内が出ていますので、すぐにわかりますよ。

地図引用元:京都 地主神社

えんむすび祈願 さくら祭り

日程

  • 4月第2日曜日、10時~

古来、桜の木には神が宿っていて、花が開花するのは神のご利益によるものと考えられてきました。

地主桜が満開となる4月半ばに、桜に宿る神をたたえ、そのお力により、人々が良縁を授かれるよう、地主神社では、「さくら祭り」が開催されます。

京都に都があった時代、花の行商人である白川女(しらかわめ)の花使いによって、毎年、宮中に桜の枝を献上していたという伝統にのっとり、さくら祭り当日は、白川女による献花や、「地主権現の花ざかり~」と地主桜が謡い込まれている謡曲『田村』『熊野(ゆや)』の奉納が行われます。

また、松尾芭蕉の師として知られる江戸時代の歌人・俳人、北村季吟(きたむらきぎん)の句「地主からは木の間の花の都かな」の献詠もあります。

※さくら祭りの日程は「4月の第2日曜日」となっており、桜の開花状況に合わせているわけではないので、年によっては祭りの日に地主桜が散ってしまっている場合もあります。


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地主神社のその他の桜の種類

地主神社の境内には、ソメイヨシノや地主桜の他にも、多種多様な桜が植えられており、特に個性的な八重桜が多いのが特徴です。

八重桜の多くは4月下旬にようやく見ごろを迎えますので、「今年はお花見ができなかった!」という方も、まだ間に合います。

特別な1本の桜との出会いを探しに、出かけてみませんか?

※以下の写真はそれぞれの桜の例です※

普賢象桜(フケンゾウザクラ)

淡いピンク色の八重桜です。

葉化した2本のおしべを普賢菩薩の象の鼻に見立て、この名前が付いています。

御衣黄(ギョイコウ)

緑色の花を咲かせる桜です。

妹背桜(イモセザクラ)

大ぶりな八重咲の桜で、花は2輪一対で咲きます。

このことから妹背(:夫婦)という名が付いており、縁結びの桜とも言わる、地主神社を代表する桜の1つです。

旭山(アサヒヤマ)

ピンク色で八重咲の花が、枝にぎっしりと付きます。

盆栽としても親しまれている、低木の桜です。

鬱金(ウコン/黄桜)

地主桜の後ろにあり、地主桜と同じ頃に見ごろとなります。

黄色がかった白い花ですが、徐々にピンクっぽい色に変化します。

アーコレード

春と秋に咲く二度咲きの桜です。

きれいなピンク色で、花びらがハート形であることから、縁結びの桜とも呼ばれています。

 

他にも、地主神社では、松月(ショウゲツ)や八重紫(ヤエムラサキ)といった八重咲の桜が見られます。

また、清水寺には1000本以上の桜があり、桜の名所として知られています。

ぜひ、清水寺も、ゆっくりとお楽しみください!

 清水寺の桜の種類や見ごろ、おすすめスポットなどについては、当サイト【千本桜とライトアップ】清水寺のお花見情報「桜の種類・見頃(開花時期)・混雑状況(混雑回避策)など」でご紹介しています。

地主神社で桜のライトアップはある?

地主神社では、夜間拝観やライトアップは行われていません。

桜の時期も、拝観時間は通常通りですので、ご注意ください。

夜間は、ぜひ、清水寺のライトアップをご覧ください!

 清水寺のライトアップの拝観受付、混雑状況、拝観ルートや所要時間については、当サイト京都・清水寺のライトアップ四季「春・夏・秋(紅葉)」の混雑状況・拝観料金・見どころ..etcでご紹介しています!

地主神社の拝観時間・拝観料・お問い合わせ先

 地主神社の場所や拝観時間、見学所要時間については、当サイト京都・地主神社の場所はドコ?地主神社の拝観料金・参拝所要時間・営業時間・アクセス(行き方)などでご紹介しています!

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