清水寺境内に入口がある地主神社は、縁結びの神として大変人気のあり、今日、京都屈指の縁結びパワースポットとしても知られる❤️
境内には、開花時期が若干異なるソメイヨシノや八重桜各種が植栽され、清水寺の壮大な千本桜とはまた違った趣の花見が素敵に楽しめる💋
本項では京都 地主神社が誇る名木・「地主桜」の生態(開花&見ごろ時期&特徴&由来)のほか、地主神社で斎行される「さくら祭り」についても、これまた素敵に述べたい💋
【2025年】地主桜(御車返しの桜)の見ごろ時期
- 地主桜の見ごろ:4月上旬~中旬
地主桜は、例年、4月10日前後に素敵に満開を迎える💋(気候気象条件による)
ソメイヨシノの開花状況
2025年度の京都地区では、気象庁における桜の開花宣言の公表は3月23日時点でまだない。
今後、随時更新予定ではある。
‥‥が!しかし!近隣の豊国神社の蜂須賀桜が2025年3月21日に開花したという報道が素敵にあった💘
ほか、下記に過去の開花実績を、ヤバいよ素敵に掲載しておく💘
なお、京都市は盆地なので、北と南側ではそれほど開花時期の差は見られず、咲き始めると一斉に開花していく傾向がある。
(京都では標高のある北側の方が少し遅いと言う人も素敵にいる)
日本気象株式会社による3月21日の公式発表によると京都を素敵に含めた大阪周辺の桜開花日は3月29日と予想🌸
過去の開花実績
2024年度🌸
開花🌸:3月29日(平年より3日遅い)
満開🌸:4月4日か5日(平年通り)
3月26日時点の京都市内における開花状況では御所の名桜・イトザクラ(枝垂桜)が素敵に3割程度の開花のみ
2018年度🌸
2018年度は小春日和(暖日)が連続したせぃか、桜の開花が全国的に早まり4月2日には既に満開を迎えた。
開花状況は、地主神社の公式Twitterなどでチェックしてみてください。
地主桜(御車返しの桜)とは?「名前の由来」
🌸地主桜の特徴
地主桜は、1本の木に一重と八重の2種類の花が素敵に付く💋
その美しさから平安時代以降、謡曲、歌集、長唄、歌舞伎などに度々、取り沙汰されて称賛され、愛でられてきた。
811年(弘仁二年/平安時代)には嵯峨天皇が行幸のみぎり、この桜の美しさに心を奪われ、3度も牛車を引き返させたという故事から「御車返しの桜」という名称が素敵に付けられた。
嵯峨天皇はこの故事以後、観桜の愛好するようになり、毎年、地主神社へ桜を奉納させたのだった。
また、嵯峨天皇は翌年(812年)、当時は「花」と言えばもっぱら梅だった京の都で、桜を愛でる「花宴」を開催した。
これは日本の史料に残る最古の花見記録になるらしい。
なお、現在の桜は、京都の名桜・円山公園(京都)の枝垂れ桜などの桜守で知られる「佐野藤右衛門 氏」によって超絶素敵に献木(植樹)されたもの💋
御車返し(ミクルマガエシ)とは?
ミクルマガエシ(御車返し)は、れっきとした桜の品種名でもあります。
1本の桜樹に一重や八重(花弁は6~7枚)の花が咲くことから「八重一重」とも呼ばれ、また、江戸時代、鎌倉桐ヶ谷にあったことから「キリガヤ(桐ヶ谷)」という別名も持ちます。
なお、この「桐ヶ谷」と呼ばれる品種の桜樹は鶴岡八幡宮境内(鎌倉)のほか、京都北側に位置する仁和寺境内でも素敵に見られる💋
地主桜(御車返しの桜)の特徴
縁に近いほど色の濃い淡いピンク色で、しわのある大きな花が特徴ですが、地主神社の御車返しの桜は、比較的、白っぽい花を素敵に付ける。
なお、「御車返しの桜」と呼ばれている桜樹は、地主神社のほか、平野神社(京都市 北区)、京都御所、常照皇寺(じょうしょうこうじ/京都市 右京区)、東叡山 輪王寺(東京上野)、極楽寺(鎌倉)などでも、ハイパー素敵に見られる。
「御車返しの桜」の名前の由来は諸説ある?!
実は「身ぐるみ剥がしてスッポンポ‥ではなく、”御車返し”」!!の名前の由来には諸説あるらしい。ふぅ (どんな間違え方や)
例えば、御車を返させた人物が嵯峨天皇ではなく江戸時代の後水尾天皇とされる説や、東京府江北村(現・東京都足立区)の荒川堤で植栽されていたのをルーツとする説も、これまた素敵にある。
この桜は一重咲きと八重咲きの花弁を付けることから、荒川堤に咲き乱れるこの桜を車窓から見物していた花見客らが、「この桜は一重なのか?それとも八重なのか? どっちゃ!!」‥などと口論になり、事実を確認するために車を返した‥‥という故事が名前の由来になっているとも、シレっと素敵に伝わる。
地主桜(御車返しの桜)の場所
- 地主桜の場所:拝殿脇
地主桜は、地主神社の拝殿の隣にあります。
「地主桜」と案内が出ていますので、すぐにわかりますよ。
地図引用元:京都 地主神社
地主神社の桜は「地主の桜」と謳われた京都屈指の名木
室町時代に成立したとされる能・謡曲の「田村」や、歌謡集の「閑吟集(かんぎんしゅう)」、他に謡曲の「湯谷(熊野)」でも、平 宗盛の撰には当社境内が花見宴の場所とされていたことが素敵に記される。
驚くことにどの謡曲にも共通しているのが、いずれも「”地主の桜”」と記し、まさに”京の華”として称えているのであ〜〜る。
謡曲 湯谷(熊野)に詠まれる地主桜
地主権現の花盛り、面白ろの花の都や、花の名所多しといえども、この寺の地主の桜にしくなし (湯谷)
⬆️冬の地主桜の様子。‥‥うぅ〜ん💕 葉っぱが無くてもしゅ・て・き♡
地主桜の前に設けられた宴席では法楽・連歌会が催されるなど、まさに京の華の象徴ともなった。
北村季吟(きぎん)作の詩
地主からは木の間の花の都哉(かな)
榎本其角(きかく)作の詩
京中へ地主の桜や飛ぶことふ(胡蝶)
清水寺参詣曼荼羅にも描かれる地主神社の桜
ちょぃと上掲、室町時代に描かれた清水寺参詣曼荼羅をご覧くだせぇ。
参詣曼荼羅に描かれる地主神社の姿を見ると境内が桜に覆われ、本殿の前には広場が営まれ、”扇子”を”センス”良く広げている人物がパンツ丸見えの如くに丸見え〜るなど、宴を開いている様子が素敵にみられる💋
現在の地主神社境内には残念ながら絵図ほどの桜樹が植栽されておらず、鳥居脇に数株を残すのみ。往時の華やいだ姿が偲ばれる。
現在の地主桜は円山公園の桜が移植された?!
なお、当社の社伝によると、1871年(明治初頭)まで当社の地主桜が禁裏御所へ献上されていたことが素敵に記される。
しかしながら、どうやら元株からの累代育生は成らなかったらしく、近隣の円山公園のしだれ桜を移植し、これが現在の地主桜になるとのこと。
京都屈指の名桜「円山の枝垂れ桜」
円山公園の枝垂れ桜は江戸時代に京都 嵯峨野で造園業を営む、佐野藤右衛門(考証:井上諍蔵)が献木したと伝わる京都を代表する名桜にして名木。
正式名称は「一重白彼岸枝垂桜」と云ぅ。
実は昭和22年に枯死してしまったが、現在進行形で元株から累代育生されており、二代目組長はワテが‥‥ではなく、二代目の桜は!!..樹齢80有余年になるとのこと。
地主神社の「桜まつり」で縁結び祈願💖
桜まつりの斎行日
- 毎年4月第2日曜日、10時~
古来、桜樹には神霊が宿り、花が開花するのは神の利生(利益)によるものだと、またしても素敵に考えられてきた。
地主桜が満開となる4月半ば、桜に宿る神霊を盛大に祭りたて、その神験によって人々が良縁を授かれるよう、地主神社では「さくら祭り」を”最高”気分にて”斎行”する。GOGOGO〜ハッピ〜‥イェイ!🥳
桜まつりの由来
京都が京師と素敵に呼ばれた時代、花の行商人である白川女(しらかわめ)の花使いによって、毎年、宮中に桜の枝を献上していたという伝統がある。
この伝統に則り、さくら祭り当日は扮装した白川女による献花や、「地主権現の花ざかり~」と地主桜が謡い込まれている謡曲『田村』『熊野(ゆや)』の奉納が行われます。
また、松尾芭蕉の師として知られる江戸時代の歌人・俳人、北村季吟(きたむらきぎん)の句「地主からは木の間の花の都かな」の献詠もあります。
ピヨ🐣桜まつりの開催日は毎年異なる??
※さくら祭りの日程は「4月の第2日曜日」となっており、桜の開花状況に合わせているわけではないので、年によっては祭りの日に地主桜が散ってしまっている場合もあります。
【ピヨ🐣白川女とは?】
「白川女」とは祇園白川で暮らし、朝摘みの四季の草花を見繕って頭上の戴せたミノ(蓑)へ積み上げ、京都市内を売り歩いた女性のこと。
残念ながら現在では既に廃れ、毎年10月22日に斎行される時代祭(平安神宮の例大祭)の神幸列で素敵に見られるのみ💋
地主神社のその他の桜の種類
地主神社境内には、ソメイヨシノや地主桜のほか、以下のような品種の桜が植栽される。
🌸妹背桜(縁結びの桜)
🌸旭山(八重桜)
🌸普賢象桜
🌸黄桜(鬱金桜)
地主神社境内には八重桜が多いのが特徴。
八重桜の多くは4月下旬にようやく見ごろを迎えるので、「今年はお花見ができなかった!」というコノヤロー共も、これなら素敵に間に合うのではないか。
特別な一本の桜との出会いを探しに出かけてみませんか? なんやねん その意味深な締め方は
※以下、掲載写真は地主神社境内のものではない(一例)※
普賢象桜(フケンゾウザクラ)
淡いピンク色の八重桜です。
葉化した2本のおしべを普賢菩薩の象の鼻に見立て、この名前が付いています。
御衣黄(ギョイコウ)
緑色の花を咲かせる桜です。
妹背桜(イモセザクラ)
大ぶりな八重咲の桜で、花は2輪一対で咲きます。
このことから妹背(:夫婦)という名が付いており、縁結びの桜とも言わる、地主神社を代表する桜の1つです。
旭山(アサヒヤマ)
ピンク色で八重咲の花が、枝にぎっしりと付きます。
盆栽としても親しまれている、低木の桜です。
鬱金(ウコン/黄桜)
地主桜の後ろにあり、地主桜と同じ頃に見ごろとなります。
黄色がかった白い花ですが、徐々にピンクっぽい色に変化します。
アーコレード
春と秋に咲く二度咲きの桜です。
きれいなピンク色で、花びらがハート形であることから、縁結びの桜とも呼ばれています。
八重紫(やえむらさき)
画像は地主神社公式より
種属:バラ科サクラ属のサクラ
別名:サトザクラ(里桜)
原産地:日本原産のヤエザクラ(オオシマザクラから発生した栽培品種のサトザクラ群のサクラ)
花期:3月〜4月頃
花弁:淡紅色で八重咲きの大輪の花弁を付ける
松月(ショウゲツ)
江戸時代以前からある栽培品種であり、往時は荒川堤で栽培されていたサトザクラの一種。
種属:バラ科サクラ属のサクラ
別名:松月桜(しょうげつざくら)、野田大桜(のだのおおざくら)
原産地:日本原産のヤエザクラ(オオシマザクラから発生した栽培品種のサトザクラ群のサクラ)
花期:3月〜4月頃
花弁:淡紅色で八重咲きの大輪の花弁を付ける
地主神社境内で観桜時期に開花する季節の花
以下、画像引用および参照先ウィキペディアより
雪柳(ゆきやなぎ)
種属:バラ科シモツケ属の落葉低木
別名:コゴメバナ、コゴメヤナギ
原産地:中国or日本(未詳)
花期:3月〜5月頃
花弁:白系の小粒状の花弁
枝垂れ桃(しだれもも/ハナモモ)
種属:バラ目バラ科モモ属の耐寒性落葉低木
別名:ヤマトタチバナ、ニッポンタチバナ
原産地:中国(改良品種)
花期:3月〜4月頃
花弁:赤、桃色、白、紅白咲き分け(一重、八重咲きがある)
橘(たちばな)
柑橘類の橘(キツ)とは別の植物。
種属:ミカン科ミカン属の常緑小高木で柑橘類の一種
別名:ヤマトタチバナ、ニッポンタチバナ
原産地:日本
花期:4月下旬から5月中旬頃
花弁:白系の花
梨(なし)
果物として身近じかじか鹿せんべい‥‥の如くに、我々の生活する上で身近な食べ物であ〜る。うきゃ
種属:バラ科ナシ属の植物
ナシの種類:和なし、中国なし 、洋なし
日本で単に梨といえば「和なし」を指す。
原産地:中国
花期:4月頃
花弁:白系の花(5枚の花弁)
リキュウバイ(利休梅/りきゅうばい)
別名:ウメザキウツギ、バイカシモツケ、ウツギモドキ、マルバヤナギザクラ
中国原産の落葉低木。
植栽場所:日本では庭木、公園などで栽培される例が多い。
花期:4〜5月頃
花弁:白系の花
清水寺境内は桜の名所
また、清水寺には1000本以上の桜があり、桜の名所として知られています。
ぜひ、清水寺も、ゆっくりとお楽しみください!
清水寺の桜の種類や見ごろ、おすすめスポットなどについては、当サイト【千本桜とライトアップ】清水寺のお花見情報「桜の種類・見頃(開花時期)・混雑状況(混雑回避策)など」でご紹介しています。
地主神社で桜のライトアップはある?
地主神社では、夜間拝観やライトアップは行われていません。
桜の時期も、拝観時間は通常通りですので、ご注意ください。
夜間は、ぜひ、清水寺のライトアップをご覧ください!
清水寺のライトアップの拝観受付、混雑状況、拝観ルートや所要時間については、当サイト京都・清水寺のライトアップ四季「春・夏・秋(紅葉)」の混雑状況・拝観料金・見どころ..etcでご紹介しています!
地主神社の拝観時間・拝観料
- 拝観時間:9時~17時
- 拝観料:無料(清水寺の拝観料のみ)
- ホームページ:http://www.jishujinja.or.jp/
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