京都・地主神社は「縁結び」の神社として知られ、清水寺境内の舞台を抜けた先に位置します。
ここ地主神社のおみくじは、古来、恋愛に特化した「縁結び♥おみくじ」を引くことができることで有名です。
そして、驚くことになんと!!
日本でもっとも多く引かれてる「日本一のおみくじ」だということなんです!
毎日大勢の方が引くので、おみくじ箱(くじを引く八角形の筒)では間に合わず、「3つの台」に盛られた「おみくじの山」から参拝客が直接引く方法がとられています。
京都・地主神社のおみくじの特徴「内容が読みやすい」
京都・地主神社のおみくじは、その内容も現代の若者に分かりやくなっているのが特徴的です。
一般的な「おみくじ」は「運命」と大きく書かれた場所に、難しい漢詩や和歌と共に「第○番・大吉」などと記載されています。
しかし、地主神社のおみくじは漢詩や和歌などは入っておらず、簡潔に運勢のみが記されており、伝統に縛られない形式になっています。
他にも、おみくじの内容の文面も、20年ほど前から現代人でも分かるように、柔らかい口語に翻訳されています。
翻訳された理由とは、「文語文(平安時代のクソほど難しい書き言葉のこと)」が読めず「失せ物出ず」の「出ず(いでず)」を「でず」と読んでしまう人が増えたからだそうです。
ちなみに筆者も「でず」と読んでいました。
京都・地主神社のおみくじの吉凶の種類・番号・内容
京都・地主神社のおみくじの吉凶の種類
京都・地主神社のおみくじの吉凶の種類は全部で7種類あります。
縁起のよい順に並べると、「大吉 > 吉 > 半吉 > 小吉 > 末吉 > 凶 > 大凶 」という順番になります。
京都・地主神社のおみくじの番号
番号は伝統的なおみくじと同じく「一番から百番」まであります。
- 一番は大吉
- 二番は小吉
- 三番は大凶
・・と、このように番号と種類の関係は、昔から決まっているものを、現代においても部分的に採用しています。
部分的にとは、必ずしもこの番号が「大吉」とか、この番号が「大凶」などというようには決まっていないということです。
番号は特におみくじの内容とは関係が無いようなので、気にする必要はありません。
まぁ、番号よりもおみくじの文面(内容)の方が大事だということですね。
京都・地主神社のおみくじの内容
番号と「大吉」「吉」などの下には、いよいよ神様のお告げの内容が書かれています。
まずは「運勢」の段に、どういうことが起こりそうか、何をするのが良いのかといったことの概略があります。
その下には、金運・失物・旅行・待人、そして赤色の見出しで「恋愛」と「縁談」という6つの項目について、運勢が示されています。
金運や失物については一言か二言ですが、「恋占いおみくじ」としては最も重要な「恋愛」と「縁談」については、太字で、運勢や戒めの言葉、アドバイスが長めに書かれています。
ぜひ!じっくりと読んで心に留めてください!
地主神社のおみくじの漢字の読み方と意味
- 大吉(だいきち):大きく当たったゾ!!..っしゃぁ~~!!スカッと爽快
- 吉(きち):当たり!
- 半吉(はんきち):当たり!ただし半分だけ!
- 小吉(しょうきち):ちょっとだけ・・当たり!
- 末吉(すえきち):う~ん・・まぁ・・当たり!
- 凶(きょう):おみくじの内容を参考にして日々よく実践すべし!
- 大凶(だいきょう):いかなる行動は慎重に。特に新しいことを始める時。
地主神社では、大吉を「特に良い」、吉を「良い」、凶を「良くない」、大凶を「ぜんぜん良くない」など、わかりやすくおおまかに説明した言葉が書いてあります。
「ぜんぜん良くない」とはなかなかストレートで傷つく言葉ですが、肝心なのは内容をよく読み、神の教えに従って、運勢を好転させようと努力することです!
実際に地主神社のおみくじを引いてみた結果‥‥
意外にも「第一番 大吉」!!ひぃぃぃひゃっホ〜ィ!!ギぃぇぇぇぇぃっ!!今から嬉しすぎてラリり始めるぜぃぃぇぃグゴぎゃぃ‥‥メダパニくぅぁもん!‥メダパニ飲ませろぅぅぁぎゃぐぅぇぁ〜、‥もぅ、ラリっちまっとぅぁ メダパニ浴びせろぅぃぅぃ〜ぜぃぃぇぐがぉぅぅぎゃ!‥‥ アホかこいつ。 んで、そのネタいつまでやる?
地主神社のおみくじ 結ぶ?持ち帰る?
引いたおみくじをその場で結ぶかどうか、毎回悩む!という方も多いのではないでしょうか。
でも、ご安心ください!
地主神社では、悩めるあなたのために、どの運勢が出たら結ぶのかということが、以下の通り書き示されているのです!
- 大吉(だいきち):かならず持ち帰る
- 吉(きち):持ち帰る
- 半吉(はんきち):持ち帰っても良い
- 小吉(しょうきち):持ち帰っても良い
- 末吉(すえきち):結んでも良い
- 凶(きょう):結ぶ
- 大凶(だいきょう):かならず結ぶ
大吉・吉は持ち帰ること、凶・大凶は結ぶことが推奨されています。
また、おみくじ自体にも、「良いおみくじはお持ち帰り下さい」とあります。
結ぶか持ち帰るかで毎回悩むあなたは、これを参考にしてみてはいかがでしょうか。
ちなみに、一般的には、悪い運勢が書いてあるおみくじは結ぶとされることが多いものの、どんな内容でも、結んでも持ち帰っても問題ありません。
ただ、神様のお言葉が書かれたものですから、粗末に扱わないようにしてください。
地主神社のおみくじの割合について
京都・地主神社のおみくじの割合は、「吉」の数がもっとも多いそうです。
残りの、大吉・半吉・小吉・末吉・凶・大凶は、すべて割合が均一で、同数のおみくじが入っているようです。
京都・地主神社おみくじの確率について
それでは、気になるおみくじの確率についてのお話を少ししておきますね。
できれば、良いクジを引き当てて、ルンルン♪気分で、スカシっ屁でもカマしながら帰りたいものです。
神社によっては、参拝者のガッカリ感を軽減するために、わざと「凶」を入れていない神社もあるくらいです。
つまり、おみくじの確率は神社によってマチマチといったことになります。
そもそも、おみくじは、良源の「元三大師御籤(がんさんだしおみくじちょう)帳」が起源とされています。
この書物では、以下のようにおみくじの確率が明言されています。
- 吉(35%)
- 凶(29%)
- 大吉(16%)
- 小吉(20%)
- 末吉(20%)
- 半吉(20%)
- 大凶(20%)
現代では、これを基本としながらも、吉凶割合は、各寺社の裁量により異なっているわけです。
調査によると、平均的に20%大吉が入れられているという結果が出ているらしいです。
これらの情報を参考に、地主神社のおみくじの確率を想定しますと、以下のような確率と割合になります。
- 吉⇒16%程度
- 大吉⇒14%程度
- 半吉 ⇒14%程度
- 小吉⇒14%程度
- 末吉⇒14%程度
- 凶 ⇒14%程度
- 大凶⇒14%程度
京都・地主神社のおみくじの値段(料金)
- 1回200円
京都・地主神社のおみくじが引ける場所と時間
入口となる鳥居をくぐって階段を昇り、左脇の「祈願殿(拝殿)」でおみくじが引けます。(本殿の前です)
地主神社の境内は想像以上に狭いので、すべての占い関係や祈願などはすぐに目につきます。
なお、地主神社のおみくじが引ける時間(参拝時間)は、9時から17時となっています。
えっ?!おみくじは、とある神社の製作所で作られている??
日本全国のおみくじの大部分を制作している場所が、実はとある神社にあるのを、ご存知でしょうか?
おみくじが作られている製作所に関しては、当サイトの以下のページにてご紹介しています。
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