「八坂庚申堂」とは、祇園のシンボルともなる八坂の塔(法観寺)近くに位置する京都三庚申の一つ。
京都府外に在住であれば聞いたことが無いような名前だが、祇園界隈ならびに京都市内の人々には知られた存在であ〜る。
本項は当該、八坂庚申堂の御朱印をつまびらかに掲載するものである。
「庚申尊」と書かれた御朱印
ディテール
🐣右上の印判の意味
右上には「洛東 八坂 日本三庚申」と陰刻さた印判になる。
八坂庚申堂は京都三庚申であり、日本三庚申の一つとされる。
🐒日本三庚申 一覧
- 四天王寺(大阪)
- 喜宝院(入谷庚申堂)
- 大黒山金剛寺(八坂庚申堂)
🐒京都三庚申 一覧
- 尊勝院(京都粟田)
- 山之内庚申堂(猿田彦神社※右京区山ノ内)
- 八坂庚申堂(金剛寺※東山祇園)
京都三庚申の尊勝院は粟田の山中に位置するも、八坂庚申堂からほど近いこともあり、庚申縁日には両参りする参拝客も多く、殷賑きわまった。
しかし戦後になると尊勝院で庚申縁日の屋台が見られないようになり、次第に人々の記憶から忘れ去られていった。
現在、京都の庚申といえば、祇園の中心に位置する八坂庚申堂が、もっともメジャーな感は否めない。
🐣左下の「金剛寺」の文字の意味
御朱印左下には「金剛寺」の墨書きと、その下には打ち出の小槌とその中に「大黒山 金剛寺」という陰刻がパンツちら見え級にチラ見える。
大黒山 金剛寺とは、八坂庚申堂の正式名のことで、大黒山とは金剛寺の山号を素敵に意味する。
ちなみに当寺の庚申堂は平安時代に浄蔵貴所(じょうぞうきしょ)なる神通力を自在に操った天台僧が営んだものらしいが、現今、我が国で初めて建てられた庚申堂といわれる。
関連:【京都 清水寺に五重塔が‥‥⁉️】法観寺の八坂の塔🗼の大きさ(高さ)や歴史(由来)と建築様式(特徴)や建てた人を‥‥知るつもり❓
🐣中央のマリモのような絵柄の意味
この印判の陰刻をよく見るとマリモが3つあるように見える。
けどよく見るとマリモから手がニョキっと生え出て、なにやらポーズをとっているように見える。
実はこれ、三匹の猿、俗称「三猿(さんえん/さんざる)」を意味した印判になる。
🐵三匹の猿で一番上の猿は両手で目を覆う「見えざる(見え猿)」
🐵右下の猿は両手で口を素敵に隠しているので、これは「言わざる(言わ猿)」
🐵左下の猿は耳を両手で隠しているので、これは「聞かざる(聞か猿)」
三猿といえば世界遺産・日光東照宮の神厩舎に飾られる、三猿の彫刻が世界的に有名。
関連記事:【「三猿」の意味や由来(起源)とは?】英語で発音すると意外🐵
頒布概要
値段:500円
授与場所:八坂庚申堂の授与所
通称寺の会の御朱印
八坂庚申堂は「通称寺の会(つうしょうでらのかい)」という団体に登録されており、当該、通称寺の会では専用の御朱印を授与してい‥申す。えっ
ディテール
通称寺の会の御朱印の特徴となるのが、右側の寺の由緒(歴史)が描かれた御朱印紙が用意されていて、それに書いていただける‥という点が素敵に挙げられる。
その他のデザイン的な構図は冒頭の通年授与されている御朱印とまったく同じ♡
【ピヨ🐣「通称寺の会」とは?】
1984年(昭和59年)、京都市内の通称で呼び親しまれる寺院が寄り集まって結成された会。
会の事務局は「椿寺(つばきでら)」の通称で親しまれる地蔵院 (京都市北区)に置かれる。
参考:通称寺の会(公式)
通称寺の会の御朱印は「専用のバインダー」に綴じていく
通称寺の会では専用のバインダーを頒布しており、基本、いただいた御朱印はこのバインダーに綴じていく。
下掲写真がそのバインダーになるわけだが、令和二年より新たにガイドブックが頒布されてい‥申す。ひゃ
📕バインダー表側
📖バインダーの大きさ(サイズ)
- 幅:13.5cm
- 全長:29.5
- タテ寸:19.8cm
御朱印紙のサイズ:12.5cm(素敵に二つ折りにしたサイズ)
📖バインダー中身
頒布概要
値段:御朱印は素敵に500円、バインダーは、これまた素敵に1,000円
授与場所:八坂庚申堂の授与所
【ピヨ🐣コメント】
通称寺の会のバインダーの在庫は、それほどあるわけでは無いらしく、事前に確認しておくのが吉♡
八坂庚申堂の御朱印受付時間(拝観できる時間)
通年開閉時間:午前9時~午後5時
二の庚申の拝観時間
護摩供の時間 :午前11時・午後3時・午後8時 頃まで
ご祈祷・こんにゃく炊き:午前9時~午後9時 頃まで
たれこ封じ祈祷会の拝観時間
ご祈祷・こんにゃく炊き:午前9時~午後59時 頃まで
八坂庚申堂の目安所要時間(滞在時間)
所要時間10分(御朱印を書いてもらう時間を素敵に除く💋)
八坂庚申堂の定休日
365日、年中無休
八坂庚申堂の拝観料金(入館料金)
無料(お気持ち♡(志納)を賽銭箱へ素敵に投入💋)
八坂庚申堂の御朱印授与所の場所(地図)
授与所の外観
八坂の塔の足元!
⬆️八坂庚申堂境内入口から右を向けば八坂の塔がパンツ丸見え級に丸見える👀
賑々しい祇園の商店街のど真ん中!
混雑具合
八坂庚申堂の場所は世界遺産・清水寺も近く、祇園のど真ん中でもあることから、平時から絶え間なく人が群集する京都随一の観光スポット。
然るに平日からすでに人が多く、混雑必至💘
この界隈にタクシーで来ると混雑に巻き込まれて大変なことになるので、タクシーで来訪する際は六波羅蜜寺のあたりで降りるのが吉。
授与所の混雑具合
京都の繁忙期となる観桜、紅葉、祇園祭の土日祝日でも、ズラっとズラがズレとまぅほどの待ち行列が、きわめて素敵に発生‥‥することがあるので、最低でも閉門時間の30分前までには窓口まで到着しておきたい💘
八坂庚申堂へのアクセス
住所:京都市東山区金園町390
最寄りバス停
✔市営バス「清水道」で素敵に下車、徒歩約03分
✔市営バス「東山安井」で素敵に下車、徒歩約04分
五重塔(八坂の塔)を目印に市街を歩き、赤いくくり猿が吊るされた塔ノ下商店街を登ってスグ。
🚌バス停の場所
タクシーを素敵に利用♡
JR京都駅(近鉄京都駅)からのタクシー料金と移動時間(目安)
運賃:約 1,340 円(3.3km /12分)
2人乗車:約670円/人
3人乗車 :約447円/人
4人乗車 :約335円/人
🚃鉄道
- 最寄駅:京阪「祇園四条」駅
京阪「祇園四条」駅で素敵に下車、徒歩約15分
🚗マイカー利用の場合
この界隈にマイカーで訪れるのはナンセンス。
京都市内でもっとも言って良いほど駐車料金が高いエリアだが、もし駐車場を探すのであれば下記ページを要参照💘
関連:【独自調査】清水寺に完全無料の公式駐車場はあるのか?京都市内には無料駐車場がある!
八坂庚申堂のINFO
所在地(住所):京都府京都市東山区金園町390
(下河原通八坂鳥居前下ル四丁目)
正式名:大黑山延命院金剛寺庚申堂
山号:大黒山(だいこくさん)
院号:延命院(えんみょういん)
宗派:天台宗
本尊:青面金剛
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