日々多くの人が訪れる清水寺。
しかし、実は清水寺が心霊スポットだったと言うことを、あなたはご存知ですか?
京都・清水寺の鳥辺野に実在した「恐怖の鳥葬」とは?
その昔、京都・清水寺一帯は「鳥辺野」と呼ばれる、亡くなった庶民の遺体を収容する場所でした。
当時、京都一帯では火葬の風習はなく、「風葬」と言って、遺体を野ざらしにして、野犬や野鳥に食べられるがままにしていたのだそうです。
なお、鳥辺野の詳しい場所は現在でも明らかにされていませんが、五条坂を少し降りたところの東山五条の交差点にある「本願寺大谷本廟」境内には、かつて鳥辺野に埋葬されたとされる方々のお墓が幾つか残されています。
ちなみに古代ペルシアを起源とし、いまでもインドやイラン、パキスタンなどで信仰されている、「ゾロアスター教」と言う宗教では、遺体を鳥に食べさせる「鳥葬」と言う風習が残っているのですが、そのようなものが、かつての日本にもあったのですね。
ともあれ、そこに収容された遺体のうち、無念な思いを抱きながら死んでいった人たちの怨念が、いまでも渦巻いているのだとか。
清水寺の舞台の下には飛び降りた人の霊が・・?!
また、清水寺のシンボルと言うべき「清水の舞台」では、その昔、清水の舞台から飛び降り、生きて帰ることができれば願いが叶い、また、死んだとしても成仏できると信じられており、江戸時代には清水の舞台から飛び降りる人が続出したのだとか。
「清水の舞台から飛び降りる」と言うのは、本来、「命がけの決意をすること」と言う意味なのですが、命がけの決意どころか、すごく軽いというか、安易な気持ちで飛び降りていたのではないかと思いたくなるのは私だけでしょうか?
また、現代においても、清水の舞台から飛び降り自殺を図った人が多く、清水の舞台下の森には成仏できなかった霊たちがいるとも言われているようです。
まあ、「霊なんて信じないよ」と言う方にとっては、どうでも良い話なのかもしれませんが、その一方で清水の舞台で記念写真を撮ったら、オーブ(玉響現象/たまゆらげんしょう)のような正体不明の光が映りこんだと言う報告もあるようです。
以上のような話を信じるか信じないかはあなた次第ですが、せめて観光する時やお参りする時はこのようなキョわ〜ぃ(訳:怖い)話は忘れて、目の前の風景を楽しんだり、観音様に真摯に祈りを捧げてください。
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