清水寺に何度も訪れたことがある方が、ある日ふと、こんな疑問を投げかけました。
「清水寺を逆コースから行けば、拝観料を払わずに済むのではないか?」
通常、清水寺を拝観するには、大人400円(こども200円)の拝観料を支払わなければなりません。
この拝観料は、通用門である正門から入る時に支払うことになります。
ですが、清水寺の地図をよーく見てみると、正門以外からも入る手段は、いくつもあるように思えます。
あまり知られていない【京都・清水寺の裏門】
しかし、こういった裏口の門は、清水寺へ用事のある方(例えば工事業者や緊急車両)の関係者専用の出入り口となっています。
つまり、上記の地図を見た場合で例えますと、正面から行かずに横道にそれ、音羽の滝の方に向かって、そこから登って行けば、お金を払わずに行けそうな気がします。
しかしながら、実はここに係員の人が立っており、もし逆から行こうものなら、そこでチェックされ、場合によっては呼び止められる可能性があります。
また、通常の多くの観光客は、きちんと正門から入り、出口へと下って行くので、逆走しようとするとかえって目立ってしまいます。
しかし中には、清水の舞台(本堂)へは行かずに、地主神社にだけ参拝したい場合、裏門から奥の院を通って行くこともできるようにも見えます。
しかし、この裏門には、関係者以外の入場を禁止する張り紙がされているようです。
そもそも、拝観料は、お寺の設備や改修の補助の意味合いがあるそうです。
美しい清水寺の風景、いつまでも保ち続けてほしいですものね。
また、そもそもルールに逆らって清水寺や地主神社に参拝しても、ご利益があるばかりか、逆にバチがあたりそうな気がしませんか?
特に地主神社は恋愛の神様。
そんな神様を裏切る行為をして自分の恋だけ実らせようなんて虫のいい話です。
それで恋人にフラレたりしたとしても、神様は聞く耳を持たないのではないでしょうか(仏様とてそれは一緒です)。
やはりズルはいけませんね。
ルールを守って参拝したいものです。
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