清水寺の「胎内めぐり」って何?地下洞窟の母親のヘソの緒を辿った先には‥‥?!料金と所要時間やご利益を知る?

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京都・清水寺の随求堂には地下洞窟があって”胎内めぐり”ができる?

清水寺で胎内めぐりができる?!

「胎内」といえば、お母さんのお腹の中のこと。んんっ?

そんなところが清水寺の中にあるの??

‥‥実はあまり知られていませんがあるんです!

それもそのハズで、この胎内めぐりは清水寺御本尊(千手観音菩薩)が御開帳された2000年(平成12年)から記念事業としてスタートした新しいものだから。

その胎内めぐりができる場所はドコなのか‥‥と言うと、三重塔の北西にある「随求堂(ずいぐどう)」です。

ところで‥‥「胎内めぐり」って何?

「胎内めぐり」とは、随求堂の本尊である「大随求菩薩のお腹の中」の巡ること。一般的に「戒壇めぐり(かいだんめぐり)」の名前でも広く知られている。有名どころでは長野善光寺の名前が挙がる。

中は真っ暗クロ助が、大量に湧きまくっているかの如く、明かり1つ無き、それこそホントに真っ暗くら寿司‥‥状態 …..寿司?「助」はドコいってん うらぎり者

 

この随求堂には、人々の願いや求めに随って(したがって)、願いを叶えてくれる、大随求菩薩(だいずいぐぼさつ)が、ご本尊(秘仏)として祀られています。

京都・清水寺の「胎内めぐり」って何?洞窟内の母親のヘソの緒を辿ると真実が見える?!↑随求堂・随求菩薩の写真(画像)

 

しかし、この他にも安産、子授けの神とされる「粟島明神」や絶対秘仏の「大聖歓喜天」も祀られているのです。

安産にご利益がある神様が祀られているともなれば、ここに胎内めぐりできるところができたというのも頷けます。




胎内めぐりの入口の場所

随求堂を正面に見て左端の堂内(外陣)に入口がある!

胎内めぐりの入口の場所⬆️2022年現在、コロナ禍の影響で胎内めぐりは中止されているが、普段は左側の蔀戸が開いている。

写真はオープンしていた頃の様子

胎内めぐりの様子

まず、入れば真っ暗くら寿司‥‥‥ではなく、暗闇!がワサビ付けすぎたかの如く襲ってかかってくる!涙腺全開 ….寿司 派でエエねんな!

参拝者は、真っ暗くら寿司の中、壁に巡らされた数珠を頼りに奥へと進んでいく。…..裏切り者

この数珠が母親のヘソに例えられるものとなり、真っ暗くら寿司‥‥ではなく、真っ暗クロ助大量発生状態!!暗闇は、まるで母親の身体の胎内そのものを表しているとも云われる。…もぅ今さら遅い!裏切り者のレッテルはすでに貼られた!

太陽の射す堂外とは明らかに異なり、寿司ネタとシャリに挟み込まれた、それこそワサビ君の境遇のような真っ暗くら寿司な暗闇世界が急に現れ、目が意味をなくす。…どないやねん! …さっきからなんの戦いや

目が意味をなくすほどの夜の世界を通り越した暗黒世界では、巡らされた大数珠と呼ばれる数珠だけが頼り。

この数珠を触り持って、途中に幾度かある屈折路(ゆるいカーブ)を進み、しばらく進むとボヤ〜っと、一ヶ所だけ明るい部分が現れる。

そぅ、それはまるで夢でも見ているかのような幻想的な空間が現れ、その空間のやや中央には文字のような模様が書かれた石が置いてある。今の現実がすべて夢やったらメチャ怖ぃ …本体はドコにおんねん

この石は「随求石」といい、大随求菩薩のシンボルである「梵字(ハラ/ぼんじ)」が刻まれているもの

その光は、まるで母親の優しさのようです。

そして暗闇から抜け出し、元の世界へ戻ってきたとき、自分を産んでくれた事への感謝の気持ちと、新しい自分に生まれ変わった気持ちに包まれます。

まさにこれこそが胎内めぐりの真の効果でありご利益でもあります。

梵字(ハラ)の意味

この梵字(ハラ)は上述したように大随求菩薩の通じる文字であり、心から祈りを捧げる者には願いに随い(したがい)、すべての衆生を漏らさず救済するという意味が込められている。

この梵字(ハラ)が刻まれた石をなでながら、出っ張り(塔のようなもの)を、回してお祈りを捧げて1つだけ願い事をすると、その願いが叶うと云われる。

随求堂の胎内めぐりの入口の場所

随求堂の前に行くと下掲写真のような看板が見える。

京都・清水寺の随求堂の洞窟の中(胎内めぐり)




京都清水寺・随求堂「胎内めぐり」の料金・所要時間

胎内めぐりの所要時間

人によるが約5分程度。

洞窟内は暗くて恐怖心に包まれるが、実際のところ、おおむね前後にも人がいて、前の人に追いていく形になる。

当然、自らの後ろにも人が追てくるので、立ち止まらずに怖くても少しずつでも進むように心がけることが肝要。

恐怖心に打ち勝つことのできない己に支配されちまった‥‥のであれば、早い段階で引き返せば良ぃ。うきゃキャきゃ…カキャっ

胎内めぐりの時間・料金

  • 9時から16時まで
  • 入場料金(拝観料金):100円(小学生以上)

胎内めぐりは16時を以て受付が終了するのだが、清水寺の拝観時間は季節によるが概ね17時までなので注意が必要👻

※こちらのページでご紹介する料金などは変更になっている場合がありますので、最新情報は公式ホームページなどでご確認ください。

【補足】胎内めぐりをするためには清水寺の拝観料金が必要??

随求堂の胎内めぐりは清水寺の拝観料金は必要なく、胎内めぐりの料金(100円)のみで胎内めぐりができる。

理由は単純明快で、この随求堂が清水寺の拝観券を購入する窓口の手前にあるから。

したがって、究極にボンビー且つ、金欠な方で稲川淳二をこよなく愛する方は、拝観券を買わずにこの随求堂の胎内巡りの料金100円さえ支払えば「胎内めぐり」が行える。

ただし、胎内めぐりはあくまでも祈願の一種であって、肝試しではないことだけはご留意を。オホっ

胎内めぐりが終わった後には清水寺・随求堂オリジナル「随求ブレス」!!

随求堂では「随求ブレス」と呼称する清水寺オリジナルのブレスレットが授与されてい‥‥‥申す。ピカっ ん?ポケモン?

 

黄色、白色、赤色、紫色、黒色、青色….の以上、6色。

随求ブレスの特徴

強力な図太い輪ゴム

随求ブレスは伸縮自在のゴム製のブレスレット(もはや図太い輪ゴム)になっており、ゴムバンドの表面に梵字(ぼんじ)が描かれている。

注意点としては「ブレス」と名前が付くようにサイズ的にブレスレット専用とお考えいただきたい。(アンクレットとしての使用は女性(女児)の足でも少し無理がある)

2人の誰にも負けない熱ぅ~ぃLOVEなハートを永遠に結びつけておくつもりで2人おソロで付けても良ぃ‥‥‥の? 彼の首・輪 見つケチャップ….フフフっ (ケチャップはサブぃ)

なお、このブレスレットに頑強なゴム素材が使用されている理由としては、現代社会とマッチさせたファッション性を意識した事もさることながら、ご真言が刻字されたモノを肌身に接する形で装着することで、霊験の再現性を最大限に高めているといえる。

梵字

随求堂の御本尊「大随求菩薩」を象徴する梵字は腹!‥‥ではなく「ハラ」!です。はぁ〜最近いよいよ出てきた….トホホ

書かれている文字の内容

大随求菩薩のご真言(随求小呪)

『オン、 バラバラ サンバラ サンバラ、 インヂリヤ、ビシュダニ、 ウ〜ンウ〜ン・ロロシャレイ、 ソワーカ〜』

訳:『帰命、衆生を保護・賛助される導き方よ、六根清浄にして、あらゆる執着・煩悩を離れさせ、衆生の求願(ぐがん/願望を強く願うこと)に随って活動し、成就させたまえ』

装着方法

装着方法はいたって簡単

強力なゴムなので少し力を入れて引っ張っることができる。握りコブシを作って引っ張ったをコブシへくぐらせる。

手首は細いので窮屈なことなく理想的な装着感が得られるであろぅ。ふぉっふぉっふぉっ……

  • 随求ブレスの値段:500円

ご利益:所願成就(随求堂の御本尊「大随求菩薩」は願ぃを求める者の願ぃに随って、叶うように導いてくれる大悲の母なる仏)

清水寺のお守り全般に関しての詳細は以下↓の別ページにてご紹介しております。

関連記事: 京都・清水寺のお守りの「種類・値段・持ち方・購入場所(授所)の営業時間」など




清水寺・胎内めぐり(随求堂)の場所(地図)

清水寺・随求堂は仁王門の奥、経堂の左脇に位置する。

京都・清水寺「随求堂」について

随求堂は「ずいぐいどう」と読み、慈心院の塔頭(たっちゅう)になる。塔頭とは、その寺院の支院(子院)を指す。キャキャキャっ

創建年

  • 不明
再建年

  • 1718年(享保3年)※江戸時代
大きさ「前堂」

  • 横幅:約16m
  • 奥行き:約10m
大きさ「後堂」

  • 横幅:約5m
  • 奥行き:約5m
大随求菩薩の別名

  • 随求菩薩
  • 随求大明王
京都・清水寺(随求堂)慈心院のご利益

大随求菩薩の霊験あると伝わる利益は「安産」「子宝」「子授け」「子の成長」多産のご利益」の他、万能のご利益を授かることができます。

各地のお戒壇めぐりと類似した風習

このような善光寺に見られる戒壇めぐりの風習は、以下のような類似したものも含めて全国各地に見られる。

廻壇潜り(かいだんくぐり)

このような善光寺に見られる風習は各地に点在する新善光寺にも伝来してい申す。クゥァドァンっ(”戒壇”を表現)

他に善光寺を語る上では、比定対象として度々、登場する奈良・法隆寺でも綱封倉(こうふうぞう)にある善光寺分身仏の縁の下を潜って瓦石を投げるという「廻壇潜り」と呼ばれるものもあった。

お戒壇めぐり

古今、変わらず、修学旅行の旅行先としても定評がある長野 善光寺。その善光寺の中にも古今変わらずに人気を博すのが、「お戒壇めぐり」。

本堂内部の奥、ちょうど絶対秘仏・善光寺如来が奉安される瑠璃壇の真下部分(地下)には、随求堂と同様に地下通路が広がり、やはり、この通路をくぐり抜けることで穢れ落しができるとされる。

一説に、わがまま勝手な悪行ばかり行う者が戒壇めぐりをすると胎内(道中)で犬になるという噂もある‥‥‥。

胎内拝観

奈良の大仏さんと比定対象となる関東の大仏様である鎌倉大仏では、なんとぉぅ!大仏さんの内部(胎内)に入ることができる。

意味合いは少し異なるかもしれないが、歴史ある大仏さんの内部を拝観できる「胎内拝観」として定評がある。

胎内くぐり

埼玉県熊谷市にある「髙城神社」では例年、6月30日になると約4メートルもある茅の輪が設置され、人々はこの茅の輪をくぐることによって半年間のうちに付いた穢れを落とす。

これを当社では「胎内くぐり」と呼び習わす。

関連記事: 髙城神社http://www.takagijinja.com/

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