【2024年!清水寺の千日詣り】夏(お盆)のライトアップの開催期間や時間と混雑状況・混雑回避方法を‥‥お、知る?

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京都清水寺では、夏のお盆と夏休みが重なる期間に「千日詣り」と呼称される法要が営まれています。

この千日詣りの期間中はライトアップも同時に催されることから、現在では例年、夏の京都を代表する混雑必至のイベント行事となっています。

以下では、これら千日詣りとライトアップについてご紹介しています。




清水寺の「千日詣り(千日参り)」とは?

京都・清水寺の「千日詣り」とは、その日たった1日の参拝で1000日、毎日、詣でたのと同じだけのご利益や功徳を得ることができるとされる日を「千日参り」と呼ばれています。

なぜ、1000日詣でたことになるかの理由としては、古来から定められた清水寺のご本尊・千手観音菩薩との縁日があり、その縁日に訪れて祈りを捧げることで1000日、毎日参拝したことと同じだけの御利益や功徳が得られるとされたためです。

ちなみに、千日詣りの行法が一般化する以前では1000日、毎日祈願することが常識とされていたそうです。

しかしこれですと、身体が生まれつき弱い方や行きたくても行けない方も出てきます。

そこで、従来から伝わる神仏の縁日などの特別な日に詣でることによって、1000日詣でたことと等しいだけの功徳やご利益を授かることができるといった行法が生まれたと云われています。

【2024年】清水寺の「千日参り」はいつ行けばいい?「千日参りの日程(期間)と開催時間」

清水寺の千日参りは例年、8月9日から16日の期間で開催される。

  • 2024年8月9日(金)〜8月16日(金)

毎年千日詣り期間中(8月9日~16日)は本堂内々陣特別拝観ができる。(9:00~17:00 受付終了)
※8月14日〜16日は夜間拝観が可能(21:00 受付終了)

開催時間
  • 9時~17時(受付終了)
法要時間
  • 午前9時~午後16時

千日詣り期間中は、お盆(8月14日、15日、16日)を挟むが、この期間中は古来、「もっとも千手観音菩薩との縁が強まる日」とされ、本来はこの期間に特定して「千日詣り」と呼称する。

そして忘れていけないのが、この千日詣りの期間中のみ「夜間の特別拝観(ライトアップ)」が開催されているという事実。

※日程は変更の可能性もあるので、清水寺の公式サイトにて‥‥‥要チェックやでぃ!by.彦一




京都・清水寺の千日詣りのライトアップ期間・点灯開始時間

千日参りの期間中にはライトアップも実施される!

千日参りの期間中は「夏の夜間特別拝観」と重なるため、夕刻になれば境内がライトアップされる日がある。

夏の夜間特別拝観(ライトアップ)の日程(期間)

  • 毎年8月14~16日のみ

ライトアップ開始時間:18時30分~21時30分(拝観受付は21時まで)
法要時間:午後8時より開始(午前中の11時にも法要がある)

千日詣り期間中のライトアップは青色のスペシウム光線が飛び出す✨

雑誌などで観たことがあるかもしれないが、千日詣り期間中のライトアップでは本尊・千手観音菩薩の慈悲の心を色を表現した「青色の光線」が本堂に照射される。

なお、清水寺では年間、幾度かライトアップが実施されるが、期間について以下の別ページを参照💖

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関連記事: 【京都・清水寺の年間ライトアップ(夜の特別拝観)開催回数】

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京都・清水寺「千日詣り」の混雑状況・混雑回避方法

千日詣りの期間中でもっとも混雑が予想されるのが、8月14日から16日の間。理由はお盆と重なる期間であるのと夜間に特別拝観(ライトアップ)があるため。

従来までは夜間特別拝観時間と昼間の拝観が分けて考えられていたので、昼間の拝観が終われば参拝客は境内から退出しなければならなかった。

参拝客を退出させた後、境内では夜間特別拝観のライトアップのために準備をする。

そして準備が整え終えた18時頃に再び開門して、夜間特別拝観として参拝客を迎え入れる。

昼間に入場してそのまま夜間特別拝観時間まで残留できるようになった!

近年の清水寺では途中退出しなくてもそのまま境内に残留できるように変更している。参拝客にとっては非常にありがたい話である。

退出しなくても良いので、2重で拝観料金を支払う必要がなくなり、尚且つ、拝観入口で夜間特別拝観専用の拝観券を買い求める参拝客がグっと減るので混雑は以前ほどない。

つまり、混雑を避けたいのであれば、昼間の法要が営まれる時間から境内に入っておくようにすればよぃ。




混雑状況

すでに上述したように「宵まいり」の期間中はお盆期間ということもあり、尚且つ、夏休み期間と重なり合います。

さらにたった3日間なので、必然的に混雑します。

近年では、仏閣への参拝ブームから千日詣りだけに焦点を合わせて参拝される方の方が珍しく、ライトアップがメインのイベントになっています。

そんなこともあり、例年、参拝する人の数は増加傾向にありますが、秋のライトアップほど混雑はしていません。

おそらく並んでも20分から30分程度です。

混雑回避方法

千日詣りの期間中は空いていますが、宵まいりの期間中のみは、いつもの清水寺の様相とは打って変わり、混雑します。

五条坂バス停からの参道「五条坂」および、清水道バス停からの参道「松原通り」は、行列ができて入場待ちの長蛇の列に飲み込まれることになります。

拝観券も通常の境内での販売ではなく、この期間中のみは境外2ヶ所に設けられた臨時テントで販売されます。

境内へ入るも自由に動きが取りにくく、行列に並びながらゆっくりゆっくりと進んでいく形になります。

写真もゆっくりとベストポーズに悩んでいる暇はなく、「早ょ終われ!」という目線を係員から浴びながら、写真撮影を待つ次の人にゆずることになります。

最大の混雑回避方法としては、やはり、昼間の時間帯から境内に入っておくことです。

お盆時期なので休みだと思われますので、早めの入場をオススメします。

しかし、どうしても18時間際の入場で予定を組まれる場合は、待ち時間として20分から30分ほどは見積もっておく必要があります。

待ち時間の過ごし方としては、清水寺の情報を集めたり、最近ハマっているロープレ(ゲーム)のレベル上げをするなども、うってつけの過ごし方です。

京都・清水寺の千日詣りの「宵まいり」とは??

「宵まいり」とは言葉の通り「宵(よい)」に参拝することです。

すなわち「宵まいり」なので「日暮れに参拝する」の意味合いがあります。

現在では、「昼間のみの千日詣り」の期間を暫定的に「8月9日から16日」と定め、上述した通り、この期間内のうち「8月14日から8月16日」の期間のみは「夜間の特別拝観」と銘打って、「日暮れに開門して拝観が催される」ことから「宵まいり」と称されています。

宵まいりの期間中は「朝11時と夜20時」に本堂で法要が営まれます。

この期間中はご本尊・千手観音菩薩との縁がもっともある期間され、最大の功徳日として、たった1日のお参りで4万6000日、年数に例えると、なっ、なっ、ゴホっ。・・なっ、なんとおぅ!「130年間もの間、毎日お参りした功徳を得られる」と云われております。

この期間に本堂の内々陣に訪れると御本尊との間に結ばれた「結縁の綱」を握ることができ、祈りを捧げると共に、参拝の証としての「特別のお札」を授与していただけます。

↑清水寺「千日詣り」の特別授与される御札

また、宵参りの期間中3日間は、清水寺・本堂の内々陣に御座す、御本尊の前で献灯もできます。

ただし、御本尊といっても本来のご本尊は33年に1度公開されるのみの秘仏であるため、御前立ちの仏像の前に献灯します。

33年に1度、公開される理由は「三十三身して衆生を救う」という「観音経」の教理があるためです。




京都・清水寺「千日詣り」の歴史・由来(簡単に説明)

京都・清水寺の千日詣りの歴史は古く、平安時代から行われていたと伝わります。

かの「源氏物語」の作者「紫式部(むらさきしきぶ)」や「枕草子(まくらのそうし)」の作者である「清少納言(せいしょうなごん)」も千日詣りへ参詣したいたようです。

以後も千日詣りの伝統は受け継がれましたが、もっとも千日詣りの行法が盛んになったのが江戸時代だと云われております。

しかし明治時代の神仏分離や廃仏毀釈の思想が蔓延することに伴い、しだいに千日詣りの風習が廃れ、一時期、執り行われない時期がありましたが、1993年(平成5年)に再び開始され、今日に至っています。

千日詣りは清水寺だけの行事ではない

夏の清水寺の境内には風鈴がたくさん吊るされていますので、心地よい風鈴の音が暑の夏さを和らげてくれます。スイカ食べたぃ

ちなみに、このような千日詣りというのは清水寺だけの行事(法要)ではなく、京都市内では以下のような寺院でも執行される。

  • 愛宕神社(千日通夜祭・千日詣)
  • 狸谷不動院(火渡り祭・千日詣り)

いずれの寺院も7月下旬に執行。

他の寺の千日詣りを見るのもオススメ。

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