【転ぶと死ぬ】京都・清水寺「三年坂(産寧坂)」にはとんでもないジンクスあった!

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【転ぶと死ぬ】京都・清水寺「三年坂(産寧坂)」にはとんでもないジンクスあった!

京都・三年坂(産寧坂)【重要伝統的建造物群保存地区】

 

↑京都・三年坂(産寧坂)の画像(写真)

正式名

産寧坂

全体の長さ(距離)

約380メートル

石段部分のみの長さ

約100メートル

石段の段数

45段

傾斜角度

約4.2度

高低差

28m

重要伝統的建造物群保存地区指定年月日

1976年(昭和51年)9月4日

三年坂の別名と読み方

三年坂は「さんねんざか」と読みます。

また三年坂には別名があり「産寧坂」とも呼称します。

産寧坂は「さんねいざか」と読みます。

一説によると「再念坂(さいねんざか)」とも呼称されるようです。

「産寧坂(三年坂)」の都市伝説(ジンクス)とは?

清水寺の参拝を終え、仁王門を直進する形で出た先に位置する賑やかな参道を「清水坂(きよみずざか)」と称します。

その清水坂を降った先には「七味家本舗」という店があり、この店の真横の脇道の先に見える坂道こそが「三年坂」になります。

実はこの三年坂にはちょっとした都市伝説のような伝承が息づいています。

その伝承というのが、なんと!「坂を登っている途中で転ぶと三年以内に死ぬ」と云われています。

また万が一、三年以内で死ななかった場合、寿命がすでに縮まっているとも云われます。

本当の話なのか迷信なのかは不明です。

ただ、平安時代、この三年坂を含めた東山一帯は「鳥辺野(とりべの)」と呼称される場所だったようで、火葬場や墓があったと云われています。

その鳥辺野に通じる道であることから、産寧坂をもじって三年坂として「三年以内で死ぬ」としたと云われています。

ひょっとすると今でも地中深く掘ると骨がゴロゴロと出て来るかも知れません。

と、まぁ以上のような経緯があって三年坂のジンクスが生まれたのかは謎ですが、ひょっとするとこの世に未練が残る霊たちが取り憑くのかも知れません。

ちなみにこの三年坂の伝説は、早瀬乱という作家の「火の夢」という小説にも書かれています。

三年坂で転んでも死なない無敵になれる方法があったのか!!

しかし、三年坂で本当に転んでしまった人はおそらく大変な思いをしていることでしょう。

迷信だとわかっていても、心の奥底で信じている自分が存在し、他人の前では余裕の半笑いをカマしつつも、心の奥底では「どうすんねんこのアホ、なんで転んだんやこのアホが!このクソ足!クサイ足!」などと自分自身に意味不明の罵声を浴びせていることでしょう。

しかぁし!なんと!たとえ転んだとしても死を回避できる方法があったのです!

その方法とは・・

なんと!「”ひょうたん”を持つことで死を回避できる」と云われています。

【補足】三年坂でひょうたんを持っていると死ぬのを回避できる理由

なんでも「ひょうたん」を携帯していることで、身体から飛び出そうとしている魂を「ひょうたん」が吸い取ってくれるそうです。これ考えついた人スゴっ

「ひょうたん」は三年坂の入り口付近に「瓢箪屋(ひょうたんや)」といういかにも「ひょうたん」ばかりが売ってそうな店があり、ここで買うことができます。

↑京都・瓢箪屋(幾多のひょうたんが見える)

瓢箪屋では、様々な「ひょうたんグッズ」が販売されています。

尚、三年坂という坂は和歌山県の三年坂や、同じ和歌山県の高野山・奥の院にも三年坂(覚鑁坂)と呼称される坂があり、やはり同様に「三年以内に死ぬ」という伝承が残されています。

「産寧坂」の意味と由来

その他、三年坂は別名で「産寧坂」とも呼称します。

「産寧坂」の言葉の由来としては、以下のような2つの由来があるとされています。

 清水寺の奥の院のさらに奥に位置する泰産寺の子安の塔の御本尊「子安観音」に「お産が寧か(やすらか)で済みますように・・」と、ブツブツと独り言祈願しながら登る坂であったことから「産寧坂」と呼ばれるようになった。

 清水寺へ参拝した人々が願いが叶った後で、お礼参りに再び通る坂であったことから「再念坂(さいねんざか)」とも呼ばれた。

「三年坂」という名前が付けられた理由

 平安時代、大谷本廟を中心に三年坂を含めた東山一帯は「鳥辺野(とりべの)」と呼称され火葬場や墓があり、その鳥辺野へ行くための道であることから、産寧坂をもじって三年坂とし「三年以内で死ぬ」としたと云われる。

 一説では808年(大同3年)に造営されたことに由来しているとも云われている。

【補足】三年坂(産寧坂)の距離(長さ)・所要時間

距離(長さ):380m
所要時間:約6分


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三年坂(産寧坂)の見どころ

【見どころ・その1】重要伝統的建造物群保存地区

上述したように三年坂(産寧坂)は「京都・産寧坂」として「重要伝統的建造物群保存地区」の指定を受けています。

重要伝統的建造物群保存地区とは、文化庁が定める文化財保護法に則って、街の景観全体が文化財として保護対象になった建造物群のことです。

特にこの産寧坂から先の二年坂の参道脇には古民家が立ち並び、いずれもおおよその民家が虫カゴのタテの網目状の「虫籠窓(むしこまど)」を備え、大正時代以降の2階建ての数奇屋造り風の町家が立ち並びます。

以上のようなことから重要伝統的建造物群保存地区の対象地区として指定を受けています。

他に「伝統的建造物群保存地区」という部類もありますが、重要伝統的建造物群保存地区は「重要」が前に付されていますので、さらに重要とされる建造物群のことを指します。

重要伝統的建造物群保存地区の指定を受けると景観全体が保存対象となりますので、勝手に改築や増築をするなどができなくなります。

現在、この三年坂を含めて日本では114地区が重要伝統的建造物群保存地区の指定を受けています。

確かに、三年坂の建造物群をよく観れば、江戸時代後期から昭和初期を彷彿とさせるような、黒い焼杉板に屋根瓦の伝統的建造物が軒を連ね、いかにも「京都にやって来たゾぉ」という気分に浸れます。

【見どころ・その2】しだれ桜

三年坂には、古の京の都を偲ばせる「しだれ桜」が自生しています。

詳しくは三年坂の坂沿いにある「明保野亭(あけぼの亭)」という店に生えているしだれ桜になります。

いつ頃から生えているのか定かではありませんが、この明保野亭は幕末(1864年頃)に明保野事件という争いの舞台となっています。

この当時から自生している桜だとすれば樹齢150年ほどのしだれ桜になります。

【見どころ・その3】明保野亭

明保野亭はちょうど3年坂の中腹あたりに位置する三年坂を象徴するような情緒あふれる京料理店でもあり、一方で幕末の頃、勃発した明保野事件の舞台となった場所です。

明保野事件とは、土佐藩と会津藩が全面衝突しかけた事件です。

幕末の頃の明保野亭は宿も営んでおり、かの坂本龍馬も常宿として利用していたと伝えらえています。

現在の明保野亭では、三年坂としだれ桜を見下ろしながら、京料理を中心に湯葉料理も食べることができます。

予約もできますので清水寺参拝後の小腹減りには是非!

明保野亭の問い合わせ先

住所:京都府京都市東山区清水2-222
電話番号:075-561-5963
営業時間:9:30~17:30 ※食事は11:00~17:00
定休日:水曜不定休

【見どころ・その4】三年坂の夜景


三年坂の本当の魅力は夜になってからです。

夜になると三年坂や清水坂の界隈は人数がグッと減り、昼間の喧騒が嘘のように感じます。

夜の三年坂はライトアップされ、幻想的な世界観に包まれます。

前方に見える八坂の塔も仄かにライトアップされて、しんみ~りと古の京の都へ来たんだという気分をあらためて味わうことができます。

三年坂のライトアップの時間・料金など

料金:無料
住所:京都府京都市東山区清水2丁目
ライトアップ時間:日暮れから終日

【見どころ・その5】五重塔(八坂の塔)

三年坂の前方には五重塔が見え、より京都らしさを演出しています。

この五重塔は一般的に「八坂の塔」の愛称で親しまれていますが、本当の名前を「法観寺(ほうかんじ)・五重塔」と呼称します。

八坂の塔は国の重要文化財の指定を受けるほどの歴史ある五重塔なので、三年坂へ訪れた際は是非!法観寺へも参拝に訪れ間近で見学してみてください。

【見どころ・その6】三年坂のお土産

「ひょうたん」

三年坂オリジナルのお土産として有名な物に「ひょうたん」があります。

上述したように三年坂には「転んだら三年以内に死ぬ」といったジンクスがあり、万が一、三年坂で転んでしまった時の保険として「ひょうたん」を携帯しておくことで「三年死に」を回避することができます。

ひょうたんは上述した「瓢箪屋」で購入することができ、名前から察することができる通り「ひょうたん」がたくさん売られていますので、この店でひょうたんを入手して三年坂へ勝負に向かうといったことになります。

尚、この瓢箪家は1837年(天保8年/江戸時代)に創業の歴史ある店なので、おそらく江戸時代以前から「転ぶと三年以内に死ぬ」のようなジンクスが存在していたものと考えることもできます。

京都・三年坂「瓢箪屋」へのお問い合わせ先

住所:京都府京都市東山区清水3丁目317
電話番号:075-561-8188
営業時間:9時~18時
定休日:年中無休

七味

清水寺の土産物の代表格でもあるのが「七味家本舗」です。

七味家本舗では名前の通り、七味唐辛子をメインとして調味料を販売しているお店です。他に唐辛子を使用したお菓子も販売しています。

七味家本舗へのお問い合わせ先

住所:京都府京都市東山区清水2丁目221
電話番号:0120-540-738
営業時間:9時00分~18時00分
定休日:不定休

八ツ橋

古来、京都土産の定番と言えばやはり「八つ橋」です。

八つ橋を販売しているお店の名前は幾つかありますが、本家を「西尾八ツ橋」と言い、お店の名前がそのままお菓子の名前として有名になっています。

西尾八ツ橋は京都中に幾つかお店を展開させていますが、そのうちの1店舗がこの産寧坂の入り口付近にあります。

創業当初の八つ橋と言えば、現在も日常的に販売されているパリパリしたお菓子の八つ橋だけでしたが、昭和初期にやわらかぁ~ぃモチモチとした「生・八つ橋」が販売されています。

現在では生・八つ橋の方が有名のようですが、他に「八ツ橋ケーキ」や「ワッフル八つ橋」などの種類も出てきています。

西尾八ツ橋・産寧坂店のお問い合わせ先

住所:京都府京都市東山区清水3丁目333-4
電話番号:075-525-3341
営業時間:8時~17時
定休日:不定休

京都・産寧坂(三年坂)の「歴史・由来」

産寧坂の起源(始まり)は平安時代と云われています。

三年坂が造営されたキッカケは、「法観寺(ほうかんじ)や八坂神社と清水寺とを結ぶための参道」として造営されたためです。

平安時代の三年坂は、現在のような恋した君の瞳のように美しい景観ではなく、石畳だけが造営された単なる普通の坂だったようです。

以降、清水寺への参拝客が増加に伴い徐々に店の数が増えていき、現在の景観が完成しています。

ただし、現在見ることのできる三年坂の建造物群は、ほとんど大正時代に造営&再建された建造物群になります。

三年坂散策のオススメのルート

【オススメのルート・その1】

清水寺→清水坂→三年坂→法観寺・八坂の塔(やさかのとう)→祇園→建仁寺

【オススメのルート・その2】

清水寺→清水坂→三年坂→二年坂→祇園(円山公園)→八坂神社

【補足】三年坂の範囲

三年坂の範囲は「七味屋本舗(京都市東山区清水2丁目)」から法観寺・八坂の塔(八坂上町)までの通りのことを指します。

産寧坂(三年坂)の場所とアクセス(行き方)

三年坂は、清水寺の仁王門前の清水坂を進んだ先、ちょうど松原通りと五条坂との分岐点にある七味屋本舗の脇道を進んだ先に位置します。

  • 三年坂の最寄りバス停:清水道バス停

京都駅からのアクセスは以下↓の別ページでご紹介しています。

想定外なアクセス方法が存在した!!京都駅から清水寺へのアクセス・行き方「徒歩・バス・電車・車(タクシー)・自転車」

  • 電車の最寄り駅
    京阪電鉄本線・清水五条駅から徒歩約15分
    祇園四条駅から徒歩約20分

産寧坂(三年坂)に関しての問い合わせ先・入場料金・営業時間など

住所:     〒605-0862 京都府京都市東山区清水2丁目
電話番号:075-531-2288(祇園商店街振興組合)

入場料金:無料
営業時間:終日営業

おわりに・・

坂で転ぶなんてガキでもあるまいし・・フッ。・・などと、ほくそ笑んでいる方は要注意です。

開始直後のBダッシュ・クリボー瞬死にのように、あっけなく一段目でつまづいているかもしれません。

また、ごく稀に「他人(ひと)の不幸は蜜の味がする」という言葉を耳にしますが「明日は我が身」です。

転ばないと分かっていても、万が一の保険をかけるつもりで「ひょうたん」を携帯しておくのが賢明です。

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